プログラマーの最低限のスキルを問われる資格として、「情報処理技術者」があります。情報処理技術者とは高度IT技術者にとって必要な基礎知識と技能・実践能力を持った技術者のことです。情報処理技術者試験では、コンピューター科学の基礎から、システムの開発と運用、データベース、セキュリティ関連の知識を問われることになります。また、コンピューターのプログラミングに関する問題も出題されます。
これらの内容からプログラマーにとって基礎知識・能力を示すための資格として情報産業界で重視されています。また、日本のIT関連資格の中でも唯一の国家資格でもあります。
2009年以降はプログラマー限らず、問題の一部がシステムアドミニストレータ側にも対応した試験内容となっています。
情報処理技術者試験は、ITパスポート試験や応用情報技術者試験と同じ日に実施されます。問題は午前と午後に分かれており、それぞれ多岐選択式で回答します。

「Sun Java認定資格」はプログラマーの関連資格としてあげられます。Sun Java認定資格とは、サン・マイクロシステムズによって世界規模で実施されている認定資格です。この資格制度では現在ニーズの高いプログラミング言語である「Java」に関する技術力を測定することになります。
JavaはWebアプリケーション開発などに欠かせないプログラミング言語であり、コンピューターの拡大・発展とともに普及しています。
しかしJavaプログラマーは現状として不足しており、Java認定資格の有資格者が多くの企業から求められています。このため、Javaプログラマーとして就職を目指す人には人気の資格といえます。
Sun Java認定資格の難易度は用途やレベルによって異なり、複数の資格に分かれています。SJC-P、SJC-Dなどの5資格に分かれています。この中でも、SJC-Pは受験資格がないためJava関連資格の中では基本の資格となります。

プログラマーに関する資格試験として、「C言語プログラミング能力認定試験」があります。C言語プログラミング能力認定試験とは、C言語を使ったプログラム作成能力を測る試験です。サーティファイ情報処理能力認定委員会の主催によって実施され、1級から3級まであります。
プログラミング言語にはさまざまな種類がありますが、その中でもC言語は現在もっとも普及し、さまざまなプラットフォームで活用されているプログラミング言語といえます。プログラマーはもちろん、システムエンジニアなどIT技術者にとっては有利な資格といえるでしょう。
この資格の1級は言語処理系やユーティリティなどの応用プログラムの作成能力、OSへの理解力が求められます。また、2級と3級は筆記試験のみですが、1級では実技試験を受けることになります。
プログラマーやシステムエンジニアなどIT関連の職業を目指す人には人気の高い資格で、年々受験者数は増加しています。

最近人気のあるプログラマーの仕事のやりがいや楽しさには、どういった要素があるのでしょうか。まず、プログラマー全体にいえるやりがいとして「ゼロから何かを作り上げる楽しさ」があります。また、自分が苦労して作ったプログラムが思い通りに動くこと、誰かに役立つことに対する達成感や喜びを感じることができます。
特にWebシステムは、実際にプログラムが使われているWebサイトを見ることで、自分の作ったプログラムがどのように利用されているかを把握することができます。
システムの開発はプログラマーに限らずコンサルタント、プロジェクトマネージャー、システムエンジニアによって編成されたチームよって進められます。システム開発途中で現われる課題は、チームメンバーとの協力やインターネットなどの情報源を駆使することで解決することになるでしょう。
このような課題を乗り越え、協力して完成させたときにはその喜びをチームと共に分かち合うことができます。